駅前本町歯科

川崎市川崎区の 駅前本町歯科 [歯科・小児歯科・歯科口腔外科]

044-245-8199
〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町15-5 十五番館202

診療案内

虫歯の進行とその治療法

【C0】
歯の表面はエナメル質で覆われています。
虫歯菌の作る酸でこのエナメル質が溶けて白くザラザラした感じになった状態です。
見た目も分かりづらく痛みなどの自覚症状はほとんどありません。

【C1】
少し症状が進み、奥歯の噛み合わせの溝や歯と歯の間などが黒く穴が開きはじめた状態です。
この段階でも自覚症状はほとんどありません。

治療法
ブラッシング指導やフッ素塗布等の予防処置を行い、症状が進行しないようにします。

【C2】
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。
冷たい、熱いといった温度刺激や甘い物などでしみて痛むことがあります。

治療法
虫歯菌に感染した所を削り、詰め物や金属などで塞ぎます。

【C3】
象牙質の内側には神経や血管の密集した歯髄があります。
虫歯がさらに進行、歯髄まで虫歯菌に感染した状態です。
夜寝れない程の痛みが出ることがあり、虫歯になった部分の歯を削るだけでなく歯髄まで取らなくてはなりません。
また、痛みに耐えていると一時的に症状が落ち着くこともありますが、これは歯髄が完全に死んでしまった為で、放置すると歯を支える骨(歯槽骨)の中に膿が溜まり、歯茎が腫れてくるようになります。

治療法
痛みが強い状態の時は麻酔をかけた上で、歯髄の除去、消毒を行います。(症状の進行具合により治療回数が変わります。)最終的に歯髄の入っていた所を塞ぎ、金属等の被せ物をします。

【C4】
虫歯により歯の根しか残っていない状態です。
歯髄は死んでしまい、膿んでしまっている事がほとんどです。

治療法
抜歯し、義歯やブリッジにより補います。

ブラッシング指導

1. 歯ブラシの毛先の長さは前歯4本分かそれ以下で、普通かやや硬めの歯ブラシを選びましょう。
2. 歯ブラシはペンを持つように軽く握ります。
3. 歯ブラシの毛先を歯の表面に直角にあてて小刻みに軽く動かしましょう。
4. 磨き残しがないように、時々歯ブラシの先端を縦や横に向けて丁寧に磨きます。
5. 歯茎も軽くブラッシングします。
6. 歯と歯の間など歯ブラシだけではきれいに磨けない部分は、デンタルフロスや歯間ブラシを活用することをおすすめします。
7. 歯ブラシは最低1ヵ月に1回交換しましょう。
8. 電動歯ブラシもむし歯や歯周病の予防に有効で、歯肉をマッサージする効果もあります。

 ※普通の歯ブラシも電動歯ブラシも、使い方を注意しないと歯の表面を削ってしまうことがあるので注意しましょう。

 

歯周病

歯周病とは、歯を支えている歯肉(歯茎)や歯槽骨に起きる病変で、以前は、「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と呼ばれていました。
むし歯と違って痛みはありませんが、進行すると歯茎が腫れる、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現われ、やがて歯が抜け落ちてしまいます。

【歯周病の原因】歯周病の原因は、むし歯の原因と同じくプラーク(歯垢)です。歯茎の周りにプラークがたまり、プラークが細菌に感染することによって歯肉が炎症を起こして腫れ、歯肉炎を起こします。
プラークは歯肉炎だけでなく心臓病や動脈硬化との関わりがあるとも言われています。

歯周病が進行すると歯茎の腫れがひどくなり、歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。
また、炎症が歯槽骨や歯根膜まで及び、歯茎から膿が出たり、歯茎がやせて下がってきたり、歯がぐらついてきたりします。
歯周病がさらに悪化すると、歯槽骨が溶けて歯のぐらつきがひどくなり、食べ物が噛むことができなくなって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

 

歯周病治療

現在、日本人の成人70%以上が歯周病だと言われています。
歯周病は「歯の周りの病気」です。歯を支える歯肉や骨がじわじわと破壊されるので静かなる病気といわれ、気が付いた時には、かなり進行しているケースが多いです。

・歯周病かも?(チェック項目)→ 図説を見る
□ 歯と歯ぐきの間にネバネバした白いものがついている
□ 歯と歯ぐきの間に硬い石のようなものがついている
□ 歯ぐきの色が赤くなってきた
□ 歯ぐきが腫れている
□ 歯ぐきから血が出やすい
□ 歯ぐきがプヨプヨしている
□ むずがゆいような痛みがある
□ 歯ぐきを押すと膿が出る
□ 歯ぐきが下がってきてしまった

●歯周病にならない為には?
歯周病は正しいブラッシングと生活習慣、定期健診を受ける事で予防出来ます。

●歯周病になってしまった場合は?
ブラッシング指導、歯石除去、噛み合わせの調整などの初期治療を行い、歯周病を落ち着かせます。
その後、必要に応じて根本的に治療に移ります。

図説

健康な歯肉 歯肉炎  
 
 
歯肉溝にプラークがたまり、歯肉が炎症で腫れてきます。
まだ歯槽骨は破壊されていません。
 
     
軽度歯周炎 中等度歯周炎 重度歯周炎
歯肉の腫れが大きくなり、根の先に向かって炎症が拡大し、歯根膜や歯槽骨も壊れ始めます。
それに伴い、ポケットも根の先に向かって深くなります。
炎症がさらに根の方向に向かって拡大して歯槽骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつき始めました。
歯周ポケットもさらに深くなってます。
炎症はさらに根の先に向かって拡大。歯槽骨が半分以上破壊され歯がグラグラ。

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